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最近では審美性や歯の健康意識を持つ人も多く、歯の定期検診に通う人も増えてきています。
まだ歯の定期検診に来たことがない方のために、当医院の検診内容をご紹介します。
歯の定期検診の内容とは主に下記の5点です。
まずは虫歯があるかどうかを細かくチェックします。歯の根本部分やかぶせものとの隙間、歯と歯の間など見えにくいところにできる場合も多いため、歯科医師でなければ見逃してしまいます。虫歯ができてしまうと他の歯にも広がっていく危険性がありますから、まずは虫歯のチェックは欠かせません。
次は歯周ポケットの確認です。老化や歯周病の進行により、歯と歯茎の間に隙間が空いてくる歯周ポケットがどんどん広がっていきます。現状歯周ポケットがどの程度深くなってしまっているのか、確認しておくことで歯周病を未然に防ぐ手立てを知ることができます。歯周病になってからも歯槽膿漏など歯根部分が膿んでくることのないよう、定期検診でさまざまなチェックをしてもらうようにしましょう。
歯垢や歯石の確認をする際、どの部分の歯垢が取り切れていないのかを確認してもらえます。ブラッシングでは取り切れない歯と歯の間の歯垢や、歯の根本部分と歯茎の隙間などにある歯石を除去してもらうことができます。
歯垢の付き具合などであなたのブラッシングの癖を見抜き、どうやって改善していくかをお伝えします。歯並びによって磨きにくい部分や利き腕の違いなどで正しいブラッシングができていないこともありますので、まずはブラッシングについて正しい知識を持ちましょう。また、ブラッシングだけでは取り切れない歯と歯の間の歯垢を取るデンタルフロス、歯の根本と歯茎の三角型の隙間に溜まってしまう歯垢を取る歯間ブラシの使い方などもまとめて教わってください。しっかり歯垢を取らなければそれが歯石となり、歯周病菌のエサとなってしまいます。
歯並びや噛み合わせ、知覚過敏、口臭、顎の痛み、舌苔など、お口周りにはさまざまなトラブルが発生するものです。自分が気になる部分について相談いただき、それを解決する方法をお伝えします。
定期検診は、3~4か月を目安に来ていただくのがおすすめです。歯石はどんなに正しいブラッシングをしていても、溜まってしまうもの。
定期的にクリーニングし、異常がないかを調べましょう。
健康的な歯を守るためのメリットがたくさんあるダイアグノデント。 以前は保険診療外だったため、あまり活用できなかった、あるいは知らなかったという方も多いのですが、今は保険診療内となっていますので、安心してダイアグノデントでの虫歯診断を受けられます。ぜひこれから健康な歯のためにも、お試しください。
ダイアグノデントという言葉にあまり馴染みがないかと思います。
最近ではダイアグノデントを取り入れた歯科治療を行う歯科医院やクリニックが増えてきています。
当医院でもダイアグノデントを取り入れており、どんなメリットがあるのか?具体的な施術内容をご説明いたします。
ダイアグノデントはカボデンタルシステムズ株式会社というドイツ本社の会社が発売している、光学式のう蝕(カリエス)検出装置です。う蝕(カリエス)検出というのは、簡単にいうと虫歯を発見できるということです。
レーザーを当てるだけで虫歯の歯からは反射の光が出るようになるため、虫歯として治療すべき歯がすぐに分かります。逆に健康な歯では何も反応せず、数値も低く出るため、治療の必要がないとわかります。
今までの虫歯診断では歯を叩く、黒くなっている箇所をひっかくなどして確認をするため、患者側が痛みを訴える場合もありました。しかし、このダイアグノデントを使えばその心配も必要なくなります。
また、詰め物やかぶせものと歯の隙間から虫歯になっている場合、目視では見逃してしまうこともありますが、このダイアグノデントを使えば、例え隠れていたとしても、虫歯の進行状況を明確に知ることができます。
2010年にはコードレスのダイアグノデントペンも発売。簡単に使えて患者に痛みやしみるなどの負担を与えないため、非常に便利な虫歯診断器として使われています。また、2018年4月からは保険点数の算定が可能になったため、保険診療の範囲で使うことができます。お子さんから妊婦の方まで安心して使えるものですので、ぜひ歯の健康を確認するためにも利用してみてください。
ダイアグノデントは機器の先についたプローブというところからレーザー光を出し、小さく見落としがちなところや、かぶせものの上からも虫歯になっているかどうかを確認できます。また、虫歯の入り口は狭く、中は虫歯が広がっているしずくのような形をしている虫歯の場合は気がつかずに放置してしまう可能性もあります。
ところがダイアグノデントであれば、健康な歯の場合はレーザー光は反射しませんが、虫歯になっている場合は光が反射し、信号音も出るため治療が必要であることがわかります。
虫歯になっている箇所に正しい角度で当てれば数値は上昇、レーザー光も反応します。角度によってことなるため、一箇所に一回ではだめで同じ箇所でいくつかの角度を試す必要があります。いくつかの角度を試した結果、一番高い値がどの基準だったかを確認して診断を下します。
レーザーといっても655nmと、とても低出力のものなので痛みを感じることもありません。
測定値の基準としては健全な歯が0-15、経過観察が16-40、41-69は予防処置、70以上はそれ以上のレベルなので、従来の虫歯治療通り、歯を削って詰め物などをしていきます。
これまでは虫歯の疑いがあるものは全て削って詰め物をしていく形でしたが、経過観察で再石灰化を促したり、予防処置を行うだけで済んだものもあるはずです。むやみに削らず、不必要な措置を取らずに済むようになります。削ってしまうと元通りにはなりませんから、経過観察や予防処置で大丈夫という範囲が明確になったことで守られる歯も増えることでしょう。
改めてダイアグノデントのメリットをまとめてみると、下記5点が挙げられます。
歯科医師が探針で触診しても気がつかない形状の虫歯や小さすぎる虫歯、着色と身間違ってしまうような虫歯に気がつくことができ、処置すべきかどうかまで分かるのがメリットです
患者が虫歯診断に痛みやしみるなどの不快感を味わうことなく、また、探針によって歯の表面を傷つけることもなく虫歯かどうかの診断ができます。
予防処置でいのか、保存修復措置がいいのか、削らなくてはダメなのかが分かるようになるため、最終段階まで進んだ場合や経過が悪い場合など判断をして削ることができます。もしかして虫歯になるかもしれないからという処置がなくなることによって、削られず完全体の歯が残る可能性が高くなるでしょう。
歯科医師としての経験がなくても、正しく機器を使うことができれば、均一な結果が出せるため、矛盾ない診療を受けることが可能です。
経過観察で再石灰化したかどうかなどもダイアグノデントで測ることができるため、前回のダイアグノデント診断から正しいメンテナンスが行えているかが明確になります。それによって自分のケアが正しかったかどうかも判断できるため、有効な機器であると言えるでしょう。
健康的な歯を守るためのメリットがたくさんあるダイアグノデント。
以前は保険診療外だったため、あまり活用できなかった、あるいは知らなかったという方も多いのですが、
今は保険診療内となっていますので、安心してダイアグノデントでの虫歯診断を受けられます。
ぜひこれから健康な歯のためにも、お試しください。